さんまのはらわたの赤い糸は何なんでしょうか?
また、お腹に穴があいているのはなぜなんでしょうか?
秋の味覚さんまっておいしいですよね!
まるごと一匹焼くことが多いと思いますが、はらわたにときどき赤い糸が入っていることがありますよね。
あら、運命の赤い糸かしら((*゚∀゚*)!?
真っ赤なきれいな糸につい幻想を抱きながらながめてしまいます。
そしてそんなさんまを求めてスーパーに行くとさんまのお腹に穴がプスプスと開いています。
あら、鮮魚の検査でもしたのかしら((*゚∀゚*)!?
さんまのはらわたの赤い糸やお腹の穴がいつも気になっていた人はぜひ最後まで読みすすめてみてくださいね!
【こんな記事もあります】
さんまのはらわたの赤い糸は何?
さんまのはらわたの赤い糸はラジノリンクスという寄生虫です。
運命の赤い糸ではありませんでしたね(^^;
カツオやサバなどさんま以外にも寄生する虫です。
生でも加熱しても鮮やかな赤オレンジ色をしています。
食べてもいいの?
さんまのはらわたで見かける赤い糸のようなラジノリンクスですが食べても問題ありません。
【赤い糸:ラジノリンクスの特徴】
・人間には寄生しない
・食べても害なし
・体長2〜3cmで赤い糸のような見た目
さんまのお腹の穴は何のあと?
さんまのお腹の穴はサンマウオジラミという寄生虫がいたあとです。
さんまの鮮度や寄生虫の検査でもしたあとだと思っていた人は残念!
検査をしたあとでなくて寄生虫サンマウオジラミがさんまから出てきた穴だったんです。
そうなるとお腹に穴のないサンマがいいのかな・・・って心配になってしまいますよね。
穴が開いているのを買っても大丈夫?
さんまのお腹の穴が開いているのを買っても大丈夫!
寄生虫のいたあとといわれてしまうとちょっと抵抗がありますが、新鮮さは変わりありません。
というのもこのサンマウオジラミという寄生虫はさんまを獲るときにほとんどは自然にはがれ落ちてしまうんだそうです。
それにさんまの表面に残っているものも売り場に出す前にササっと取り除いてしまうんですって。
なのであの穴はさんまのお腹の中にいたサンマウオジラミという寄生虫が出てきた穴。
ということで穴が開いていてもこの寄生虫に出会える確率はとっても低いんですね。
ちょっとさみしい気もしますがさんまに入りっぱなしよりは気分的にいい気がします(^^;
さんまの黒いひもはひじきなの?
さんまから黒いひものようなひじきのようなものが出ていることもありますよね。
この黒いひもはサンマヒジキムシというなんともそのものズバリな名前がついています。
さんまにおまけでついてきたひじき・・・ではなくやっぱり寄生虫だったんですね。
引っ張ったら取れる?
ほとんどがさんまが売られるときに取り除かれるわけですが、たまに残っていることもありますよね。
やさしく指で引っ張ればほとんどのサンマヒジキムシはちぎれずに取れます。
もしちぎれてしまっても加熱すれば問題ありません。
気になるときは包丁でさんま体のギリギリのところでカットすると少なくとも見えなくなります。
さんまにもアニサキスはいる!
さんまにも腹痛を引き起こす可能性のある寄生虫アニサキスがいることがあります。
このアニサキスはほかにもサバ・カツオ・イカ・サケなどに寄生することで有名です。
【アニサキスの特徴】
・白色
・少し太い糸〜ひものような見た目(1m前後)
・体長2〜3cm
・生きたアニサキスの幼虫が人間の体内に入ると胃壁や腸壁に刺さり込んでいくのではげしい腹痛になる
さんまも超新鮮なものなら刺身で出すお店もありますが、個人ではアニサキスがこわいのでやめておきましょう。
中毒を防ぐには?
アニサキスの中毒を防ぐにはかならずしっかり加熱すること。
たとえアニサキスが入っていたとしても加熱してしまえば死んでしまうんですから。
加熱で死んでしまっていれば口に入ってしまっても害はありません。
生きているアニサキスがこわいんですね。
人間の強力な胃液でも死なないということは・・・。
酢にひたしたり味噌づけにしてもダメなんです!!
加熱しなければアニサキス対策はできません。
さんまはよく焼きましょう!
さんまのはらわたの赤い糸やお腹の穴のまとめ
さんまのはらわたの赤い糸やお腹の穴はなんなのかみてきました。
赤い糸は寄生虫ラジノリンクスで、お腹の穴は寄生虫サンマウオジラミがいたあとでしたね。
また、黒いひもは寄生虫サンマヒジキムシというひじきにそっくりな名前がついていました。
以上3寄生虫は食べても特に害が出ないものでした。
こわいのはさんまにもいる寄生虫アニサキスでしたね。
こちらは腹痛を起こすこともあるのでさんまはしっかりと加熱して対応てくださいね!
【こちらの記事もどうぞ】