婚約指輪は別れたら返すべきなんでしょうか?
ちゃっかりもらって換金はOKなんでしょうか?
だれもがあこがれる婚約指輪。
白馬の王子さまがひざをついて指輪の箱をパカっと・・・。
・・・まではよかったんですが・・・。
「やっぱりこの彼とは別れたい」
「やっぱり結婚はできない」
って思うことがありますよね。
実際に結婚する前に本当の気持ちがわかってよかったとはいえ手元に残る婚約指輪。
一体どうしたものか・・・。
今回はそんな婚約指輪を別れることになった相手に返すべきかどうかについてみていきます。
ぜひ最後まで読んで婚約指輪とどう関わっていくか考えてみてくださいね。
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婚約指輪は別れたら【法的には】返す必要なし
婚約指輪をもらっても別れたら法的には返す必要がないといわれます。
いわゆる『贈与(ぞうよ)』にあたるからですね。
相手に”あげた”ことになるので自分は所有する権利を失うというものです。
たしかにふつうプレゼントをあげた相手に「やっぱりあれ、返して」とはいいません。
あげた時点で婚約指輪はあなたのもの。
返してもらう必要性はなくなるということなんです。
とはいえいくつか例外や一般常識もおりまぜてよく考えなくてはならない場合があります。
つぎのところでみていきましょう。
とっても高価な指輪の場合
でもあからさまに相手からもらった指輪が高価なものだったらどうしましょう?
たとえば、
・超高級ブランドもの
・相手の給料3ヶ月〜1年(!)など非常に高価なもの
・デザインから品質にこだわった一点もの
など”あからさま”なものは返したほうがいいとされています。
たとえ相手から『返して』といわれていなくても、です。
たしかにあまりに高価なものは手元に置いておくのもこわい気がしますね。
ふたりで同時に婚約破棄にした場合
勢いで婚約までこぎつけたもののよくよく考えてみたら
・最後の最後のところでお互いが合わない
・ふたりとも同時期に別に好きな人ができた
・婚約までがノリだった
などふたりで話し合ってお互いが納得して婚約破棄になる場合があります。
このときも基本的には婚約指輪は相手に返したほうがいいとされます。
最近では男女平等にこだわってふたりで金額を折半して婚約指輪を買うこともあるでしょう。
その場合はふたりでよく話し合って
・買取後の金額を半々にする(婚約指輪を手放す場合)
・どちらか一方が婚約指輪を完全所有する
など話し合って決めることにします。
婚約指輪を別れるから返す【女性に原因理由ありの場合】
婚約指輪は彼と別れる・別れたいから返したい・・・。
・やっぱりこの人とは結婚できない
・ほかに好きな人ができた
など原因や理由が女性側にある場合がありますよね。
そのときは婚約指輪をもらった男性に『返す』のが一般的です。
婚約指輪を贈られた女性に婚約破棄の原因と理由があるので当たり前といえますね。
とはいえ
・婚約指輪分の金額を返す
・婚約指輪と同等の品物を渡す
などはする必要がありません。
こんなことをして婚約指輪を送った相手の傷が癒えるわけでもなく非常識なだけ。
「今までありがとう」
の気持ちを込めて手紙を書きましょう。
相手のショックは何をどうやっても癒すことはむずかしいでしょう。
あれこれやろうとするだけ言い訳がましいだけです。
男性側に婚約破棄の原因・理由がある『返さない』のもアリ
婚約破棄が男性側に理由がある場合は返さないのもアリになります。
男性側の理由としてはこんなことが考えられます。
・やっぱり結婚は無理、と尻込み
・家族の反対を押し切ってまで結婚できない
・婚約後に好きな人ができてしまった
など原因や理由はいろいろあるでしょう。
そんなときすでにもらっていた婚約指輪は基本的に返す必要はありません。
第一、婚約破棄を申し出た大半の男性は婚約指輪は返さなくていいと思うようです。
相手への
「婚約破棄したこんなオレごめん!」
「これはせめてもの慰謝料」
というような意味もあるみたいですね。
男性側に婚約破棄の原因や理由がある場合はもらってしまってOKです。
女性としては相手のせいで婚約破棄になれば怒りや悲しみでそれどころではないかもしれません。
でもたとえ相手に”別れても婚約指輪を返さなくていい”といわれても必ずつぎのステップを踏むようにしましょう。
婚約指輪は別れたら【書面に証拠】を残してもらう
婚約指輪を『返す』『返さなくていい』という話は
・(そこそこ)高価なもの
・婚約破棄に対してのナイーブな気持ち
を中心に繰り広げられるので注意が必要です。
なるべく大人の対応として常識の範囲で穏便に済ませたいところ。
「この婚約指輪はキミにあげたんだからキミのもの」
といわれてもその指輪を”本当に”あなたのものにしてもいいのか一筆書いてもらいます。
相手と連絡を取るのもイヤかもしれませんががんばりましょう。
そのほうが
・相手に婚約指輪を返すと「言った」「言わない」の騒ぎ
・相手に婚約指輪の行く末をいつまでも気にされる
・いつまでも婚約指輪のことでネチネチと恨まれる
なんてことをさけることができるでしょう。
といわれてもまず必ず相手に一筆書いてもらうことにしましょう。
そうすればあなたの手元に証拠が残ります。
それからその婚約指輪をあなたのすきなように扱うようにしましょう。
トラブルをさけるにはいつも『証拠』を残しておきたいですね。
婚約指輪は別れたけど返す必要ない場合の活用法
婚約指輪を『返す必要なし』と相手にいわれて”書面での証拠”もきっちり残した。
準備が整ったら以下の方法で自分のすきなように扱いましょう。
おすすめ順はこちらです。
・質屋に売る
・リメイクする
・ファッションリングとして使う
くわしくみていきます。
売ってお金に換える
一番のおすすめは質屋などに売ってお金に換えること。
理由は影も形も残らないからですね。
婚約解消したということは彼の存在はこれからの未来にないということ。
思い出や歴史が込められた婚約指輪はお金に換えましょう。
ただし新品であっても元の値段の100%は期待できません。
換金後は飲食代にパーっと使うなどお金も使って厄払いしてしまうのが一番ですね。
でないと『あの婚約指輪のお金』がいつまでも手元にあるのもイヤですから・・・。
リメイクする
つぎにおすすめの方法はリメイクすること。
ついでにリメイク代がかかりますが『モノに罪はない』という考え方の人には向いています。
しかも婚約指輪が
・彼の一方的な趣味
・彼の母親の形見(なぜ!?)
なんてことも。
など自分の好きなデザインからかけはなれていたり、婚約解消の痛手もそんなに感じていないならリメイクがおすすめです。
形を変えるだけでちがった指輪になってつけやすくなります。
ファッションリングとして使う
ファッションリングとして婚約指輪をそのまま使うこともできます。
・モノに罪はない
・モノに感情は入れない
とキッパリ言い切れる人がこれに向いています。
指輪はネックレスに通して使うこともできます。
「うそ!そんなのできない!」
と思う人が大半でしょう。
でもたま〜に要らなくなった婚約指輪に何の感情も抱かない人もいるんですよ・・・。
なので一応ここに紹介しました。
ふつうの人には婚約破棄した婚約指輪をそのままの状態で手元においておくのはおすすめしません。
とはいえ捨てるのはやめてくださいね。
捨てる(→これはダメ!)
婚約指輪を捨てるのは一番おすすめできません。
なぜなら婚約指輪は貴金属でできているからです。
【『貴金属』の意味】
・貴重な金属
・産出量の少ない金属
空き缶やリサイクルゴミとして捨てられても結局ゴミになるだけ。
その指輪に新たな命が吹き込まれることはありません。
婚約指輪はリサイクル可能なアルミやスチールでできているはずはないのでゴミとして出しても迷惑でしかありません。
感傷にひたって海や川、湖や池に投げてしまいたい気持ちもわかります。
でもこれは環境的に最悪なパターン。
しっかり質屋に売ったりして現金化するかリメイクして再利用しましょう。
婚約指輪は別れたら返すべきかのまとめ
婚約指輪は別れたら返すべきなのかをみてきました。
・婚約指輪を買ったのは彼なのか、金額を折半したのか
・婚約指輪をキープしていいのはだれなのか
・婚約指輪の今後の行き先や使い方
など見直すことや考えることがいくつかありましたね。
ゴミに出したり投げ捨てたりするのだけは貴金属のムダにつながるのでやめましょう。
お金に換えてパーッと使ってしまうのが一番あとぐされなくていいですね。
とはいえ考え方はいろいろでしょう。
今回紹介した中にあなたのよい解決策があったら幸いです。
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