令和駅があるのか気になります。
それにほかの元号である平成・昭和・大正駅などはいつからあるんでしょうか?
新元号使用開始となると新元号と同じ名前の駅が出てくるのはもう伝統のようになっています。
その中でも今回は令和駅は存在するのか、また、平成・昭和・大正駅はいったいいつから存在するのかを調べてみました。
気になる人は読みすすめてみてくださいね。
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富士山の雪はいつからいつまで山頂にあるの?軽装外国人のなぞ!
令和駅は『まだ』存在しない
令和駅は? pic.twitter.com/X8CnBnW4hI
— よるうどん (@nightudon) October 23, 2019
どの駅名も元号の使用開始が先
結論から言ってしまうと、令和駅を探してみても見当たりません。
今回の新元号発表から今までを考えてみましょう。
それもそのはず、「令和」を使った地名がないからです。
電車は土地から土地に線路を敷いて走らせるものですよね。
そうなると駅名はどうしても駅がある土地や建造物に由来することが多くなるようです。
昭和駅の例
神奈川県には「昭和駅」があります^_^
(すでにご存知だったら申し訳ございません…) pic.twitter.com/Tv9iUSrrB6— 🐝しょうにゃん🚀 (@nyan339_604) 2019年4月18日
たとえば神奈川県川崎市にある昭和駅ですが、ここは近くに昭和肥料(現・昭和電工)という会社の工場がありました。
そうなると、昭和肥料という会社はいつからあったのかという話ですが、こちらは1928年(昭和3年)の設立となっています。
やっぱり元号が『昭和』になってから昭和肥料という会社名がつけられたんですね。
なぜ昭和を会社名に使ったのかという社名の理由は探した限りでは見つかりませんでした。
ただ、昭和という元号が使用開始されてからつけられた社名なので元号がもとになっている可能性が高いです。
昭和以外でも元号にあやかった社名はたくさんありますよね。新興住宅地などでは新たな名前に元号が使われる例もあります。
駅の名前がその知名に続いてつけられるのもよく考えてみれば当たり前のような気もします。意外と気づきませんでした!
「令和は万葉集から」は表の顔!?
今までの平成・昭和・大正駅など20世紀に入ってからの元号を使った駅名はすべて元号制定が先となっていす。
元号の決め方をざっくりと
いっていろいろなことを良く知っている有識者と呼ばれる人たちがまず案を出します。学者と呼ばれるような人たちのことですね。
特にちょっと古い言葉のプロである漢文学、国文学系の学問に精通している人が案を出すことからはじまります。
元号の候補をいくつか挙げる元号を決めるときに地名に使われているか使われていないか照らし合わせてみているのではないでしょうか?
インターネットでどんな情報もさっと検索できる世の中で決められた令和。
表向きは「万葉集から取ってそのあとは話し合いで決めた。以上!」となっているとはいえ、名前がかぶった土地がないように調査した可能性はありますよね。
平成・昭和・大正駅はざっくりどの辺にある?
平成駅があるって記事を見て調べたら昭和駅と大正駅もあるんだってさ😳
平成駅は熊本、昭和駅は神奈川、大正駅は大阪にあるんだってw
とりあえず、近場の熊本の平成駅に行きた過ぎるwww pic.twitter.com/maDcYympyh— まいける(MAIKO)九州男 lecca待ち (@mykel_kusuo_ck) 2019年4月19日
●平成駅(熊本県熊本市)
●昭和駅(神奈川県川崎市)
●大正駅(大阪府大阪市)
●大正駅(長崎県雲仙市)
とこんな感じです。
大正駅の名前の頭に地名がプラスされているバージョンもあります。
●土佐大正(高知県四万十町)
さらにもうひとつ!幻の大正駅
#北海道 #廃線跡
2017.9.22
広尾線大正駅跡 pic.twitter.com/GSLMRnSnFq— ゆーから (@Love25227122) 2019年2月10日
1929年(昭和4年)~1987年(昭和62年)に廃止されるまで、北海道にも大正駅がありました。
58年間人々に愛された大正駅は今ではまぼろしの駅となっています。
大正駅が廃駅になる前の前後の駅の名前をみてみましょう。
「愛国から幸福へ」
「大正(をもじってタイソウ)幸福」など
縁起のいい区間として人気を誇りました。
鉄道ファンの中ではいまでも行ってみられる廃駅として人気があります。
『令和駅』争奪戦はもう始まっている
令和が始まったばかりですがそうなると『令和駅』がほしい自治体が出てくるのが自然です。
考えられるのは過疎化がすすんだりや観光業が下火になってしまった地域などでしょう。
町おこしには欠かせない

令和駅で町おこしができる!
元号を使った駅が誕生すると必ずニュースで大々的に取り上げられますよね。
お目当ての駅めがけて鉄道ファンだけでなく普通の観光客も押し寄せるでしょう。
1992年(平成4年)に平成駅が開業したときのことを覚えている人もいることでしょう。とても話題になりましたよね。
そのため今から『令和駅』開設をねらっている市町村も多いと考えるのが自然でしょう。
また、市町村の合併が行われたりすれば新しい地名で令和を採用したいと考える自治体が出てくるはずです。
令和駅はあるのかのまとめ
令和駅はまだ存在しませんが、すでに平成・昭和・大正の3駅は存在するのでこれからどこかに令和駅ができるかもしれません。
特に鉄道ファンではないという人も、令和の元号開始記念で普段とは違ったたびに挑戦してみるのも面白いのではないでしょうか。
そしていつか令和駅が誕生すれば令和、平成、昭和、大正4駅めぐりが大流行しそうですね!
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