バーベキューは変わり種で子供たちを夢中にさせてしまいましょう!
『バーベキュー』と聞くだけで大人も子供も大はしゃぎしてしまいますよね。
でもそんなバーベキューも何回かやっていると同じ食材ばかりであきてしまうんですよね・・・(^^;
大人たちが真剣に(?)バーベキューをいている横で子供たちは遊ぶのに大いそがし。
「ちょっと!あとで”お腹すいた”っていっても何もないよ!」
と怒ることもしばしば・・・ではないでしょうか?(笑)
今回はバーベキューの変わり種で子供を夢中にさせてしまうものを一挙ご紹介しますね。
子供たちが安全に食べられるようなコツも書きました。
ぜひ最後までよく読んでみてくださいね!
【こんな記事もあります】
バーベキューを安く済ませる方法!安い食材でもおいしくするコツ
バーベキュー変わり種で子供がすきなデザート【スピード重視】
ふだんと変わらないバーベキュー食材もデザートが変わり種だと子供たちってよろこびますよね!
まずは準備が少なくてすぐできる変わり種デザートをご紹介します。
せんべい
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「え?せんべい?」
と思うかもしれませんが買ってきたせんべいをバーベキューでちょっと焼いて食べるだけ。
超簡単なんですがこれが好評です。
『浅草のせんべい屋のできたてを食べてるみたい!』という大人も(笑)
ごっついせんべいのほうがバーベキューでは割れにくくあつかいやすいのですが・・・。
小さい子供や歯がグラグラしている子供にはうすめのせんべいを焼いてから割って食べさせるといいですよ。
子供がちゃんと飲み込むまでかならずその場でみていましょう。
焼きマシュマロ
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焼きマシュマロはお手軽でバーベキューの変わり種中でも人気の品です。
串にさして焼く場合は大人が後ろから一緒に手をにぎってやけどをしないように見守ります。
焦げやすいというよりマシュマロに火がついてしまうので直火からはなれたところでゆっくり焼き色をつけるようにしましょう。
火に直接マシュマロを当てなくても十分いい感じにこげてきますよ!
焼きマシュマロを食べるときはかならず大人が冷めたことを確認して串からはずすのも手伝ってあげましょう。
中がすごく熱くなっているので大人も子供も注意してくださいね!
【焼きマシュマロの注意事項】
・焼いた直後の焼きマシュマロに指を突っ込む
・焼いた直後の焼きマシュマロをいきなりかじる
これは指や口をヤケドする原因です。
かならず大人が軽く触ってみたりフーフーしてみたりして温度の確認をしてから子供に食べさせるようにしましょう。
それにとがっている串から子供が直接食べるのは危険!
串を持ったまま押し合ったり走ったりしている子供がいないかよく注意してみましょう。
スモア
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スモアと焼きマシュマロは厳密にいうと別物なんですよ。
焼きマシュマロはマシュマロを焼いただけのもの。
そしてスモアは焼いたマシュマロをグラハムクラッカーと板チョコではさんだものなんです。
板チョコを使うと”甘すぎる”とか”子供にあまりチョコレートを与えたくない”という人はチョコチップを使ったり板チョコのかけら程度をはさむとチョコレートの量が調整できるので試してみてくださいね。
グラハムクラッカーの代わりにうすいせんべいを使っても変わり種になります。
塩気と甘みの調和で和風スモアのできあがりです!
バームクーヘン
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バームクーヘンはいろんな種類がありますよね。
・大きい輪っか状のバームクーヘンを食べやすく切る
・個包装になっているバームクーヘン
どちらも使うことができますよ。
串にさして焼くと子供はよろこびますが、とがった串をあつかわせるのがこわいときにはバームクーヘンはそのまま網の上にのせましょう。
出来上がったら手で触ってもヤケドしない程度の温度になるまで大人が監視します。
糖分があるバームクーヘンはとにかく焦げやすい!
直火から離してじっくり焼き色をつけるのがコツです。
ポップコーン
市販のアルミのフライパン型でポップコーンができてくるとプクーっとふくらむタイプがバーベキューでは一番お手軽ですね。
香りのいいバター味が5回と甘いキャラメル味のポップコーンが5回分、計10回作れる、こちらのセットがおすすめです。
キャンプで一回やると「またやって!」と、せがまれると思うので(笑)
10セットくらいストックしておくのがいいでしょう。
ポップコーンは道具さえあれば、手作りすることもできます。
手作りだと自由に味付けできるのが楽しいですね。
バーベキューで少々黒くなってもいい鍋があるなら挑戦してみてください。
【用意するもの】
・フタのついた大きめの鍋
・ポップコーン用の乾燥とうもろこし
・このみの油(バター、オリーブオイルなど)
・塩、こしょう、しょうゆなどこのみで
【作りかた】
①鍋に重ならずに敷き詰められるくらいの量の乾燥とうもろこしを入れる
②乾燥とうもろこしと同量程度のオイルを入れる
③鍋にフタをして火にかける
④ポンッと乾燥とうもろこしが弾ける音がし出すまで待つ
⑤ひとつめの乾燥とうもろこしが弾けた音がしたら鍋つかみや耐火手袋で鍋の取手をフタを同時に押さえたままゆする
⑥乾燥とうもろこしが弾ける音の感覚が広くなってきたら火からはずす
⑦熱いうちにすきな味付けをして全体にいきわたらせる
※乾燥とうもろこしが弾け出したら絶対にフタはあけないようにしましょう(ポップコーンがみんな出てしまいます)。
できればはじめての手作りポップコーンはバーベキューをする前に自宅のコンロで練習するといいですね。
まずはコンロで何回か練習してからのほうがバーベキューでの感覚がつかめます。
バーベキューの変わり種で子供のデザート【時間や手間が必要】
つづいては多少時間や手間がかかっても子供をびっくりさせるならやってみたいデザートをご紹介します。
焼くのに時間がかかっても用意はカンタンな食材もあるのでぜひやってみてくださいね。
焼きバナナ
焼きバナナは焼くのに時間がかかりますがお手軽中のお手軽。
なぜなら皮ごと焼けばいいから!
焼くことでバナナの自然な甘みが増してトロトロの食感になります。
【用意するもの】
丸ごとのバナナ
【作りかた】
一本ずつ房から切り分けたバナナを網の上にのせてじっくり焼く
※皮は真っ黒になるまで焼くのがおいしさのコツです。
焼いている間のバナナの農薬が気になるのであればオーガニックバナナをおすすめします。
焼きいも
バーベキューで手間がかかる変わり種のもう一品は焼きいもです。
子供たちも、あま〜い焼きいもができるなら待っていられるかな?
【用意するもの】
・さつまいも
・水でぬらした新聞紙やキッチンペーパー(火加減に気をつければなくても大丈夫)
・アルミホイル
【作りかた】
①さつまいもをよく洗う
②水でぬらした新聞紙やキッチンペーパーで巻く
③さらに全体をホイルで包む
※さつまいもを巻く新聞紙もキッチンペーパーもなしでやってみましたが、直火から離して炭の中でじっくり焼くなら不要でした。
バーベキューがひととおり終わって炭が均等に熱くなった状態でさつまいもを入れ、ひと遊びしたあとのデザートとしていただきます。
焼きりんご
焼きりんごはふだん生のりんごばかり食べている子供たちに好評です。
りんごジャムのような味になりますよ。
【用意するもの】
・りんご
・クローブ、シナモンのようなスパイス(苦手なら使わなくても)
【作りかた】
①りんごをよく洗う
②丸ごとまたは4つ割りにしたりんごに少しバターのせてアルミホイルに包んで焼きます。
・クローブ8個ほどをさす
・シナモンをかける
※2つ別々に使ってもいいですし、スパイスがすきだという子供ならクローブとシナモンの合わせワザもOK。
焼きパイナップル
焼きパイナップルはブラジルのバーベキューには欠かせないんですよ。
焼きパイナップルにちょっとグラニュー糖とシナモンをふるのがブラジル風。
「パイナップルってもう甘いから砂糖いらないんじゃないの?」
って思いますよね。
でもこのグラニュー糖が焦げカラメル状になるからこその一品。
【用意するもの】
・生のパイナップル(なければ缶詰でも)
・グラニュー糖
・シナモン
【作りかた】
①生のパイナップルは皮をむいて網から落ちない大きさに切る
②グラニュー糖とシナモンを適量かけて焼く
※買ってきてすぐのまだ固いくらいのパイナップルを使うのがコツです。
缶詰のパイナップルだとくずれやすいのが難点ですが雰囲気は十分楽しめますよ!
チョコフォンデュ
チョコフォンデュもふだんなかなかお目にかかれない変わり種なので子供たちは大興奮ですよ。
【用意するもの】
・小鍋
・チョコレート
・チョコレートの半量程度の生クリーム(なければ牛乳でも)
【作りかた】
①生クリームを小鍋に入れ沸騰直前まであたためる
②火からおろしてチョコレートを割り入れ1分待つ(チョコチップなら入れて放置)
③よく混ぜる
※固まってきたらまた火にかければOKです。
必要であれば生クリームをほんの少しだけ足してください。
バーベキューの変わり種 子供とアルミホイルの安全性は?
焼きりんごや焼きパイナップルと聞くと酸とアルミホイルの関係が気になりました。
調べてみるとやっぱり長い時間、酸(調味料など)とアルミホイルが触れているのはあまりよくないとのこと。
なのでりんごやパイナップルが焼けたらアルミホイルに入れっぱなしにしないほうがよさそうですね。
気になる人は
・残り物は陶器やガラス製の容器に移す
・りんごやパイナップルを薄切りにして網やフライパンにのせて調理
などの対策をしてみてはいかがでしょうか。
【参考:内閣府 食品安全委員会】
バーベキューの変わり種で子供のすきな【メイン&おかず】
バーベキューはやっぱりメイン&おかずが大事。
子供たちにもしっかり食べてもらうためにこんな変わり種食材はどうでしょう?
鶏肉のチューリップ
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骨付き鶏肉のなかでもチューリップは変わり種人気一位!
手羽元もありますが、子供って骨まわりがじょうずに食べられないんですよね・・・。
しかも手羽元ってけっこう値段が張りますよね。
なのでかなりの肉をつけたまま”おしまい”にされるとがっかりしてしまいます(^^;
変わり種にするなら子供も食べやすいチューリップにしましょう。
「チューリップって手羽元からできているの?」
とびっくりしてしまった人はこちらを参照くださいね。
焼き鳥
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焼き鳥を”変わり種”と取るか”フツー”と取るかは家庭によってもちがうんですが・・・。
一応のせておきますね(笑)
ふだん串をあまりつかわない家庭だと子供にとっては「めずらしい!」となるようです。
コツは串を30分ほど水につけてから食材をさすこと。
そうするとバーベキューのときに柄(え)の部分が黒こげになるのが防げますよ。
えびや貝などのシーフード
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えびや貝などのシーフードはまるで海に行ったような気分になります。
えびは殻つきでそのまま焼いてみましょう。
殻がえびせんべいのようにカリカリになって好評です。
貝は焼けるとパカっと口があくのが子供たちも楽しいようですよ。
ハンバーガー
アメリカンな変わり種としてハンバーガーはどうでしょう?
ひき肉をハンバーグを作る要領で用意します。
それをまん丸の形にして焼くだけ。
チーズバーガーにしたい場合は両面を焼いてひっくり返したところにチーズをのせます。
余熱でトロけたチーズがおいしい!
ハンバーガー用のバンズ(パン)にはさんで食べます。
このみでレタス・トマト・輪切りのたまねぎ・などを子供自身にはさんでもらうと子供の食育にもいいですね!
チーズフォンデュ
チーズフォンデュはちょっと肌寒い春や秋ごろのバーベキューメニューにぴったり。
変わり種の食材を用意してみんなで鍋をつつきましょう。
バーベキューのチーズフォンデュでは串を使うことも多いですが、子供にはチーズフォンデュを一旦火からおろしてフォークを使わせるほうが無難です。
チーズがかたまってきたらまた加熱するだけです。
【用意するもの】
・小鍋かアルミホイルを2〜3重にして作った鍋
・ナチュラルチーズ(ピザ用チーズ)300g
・牛乳 100ml(少しずついれてトロみをみる)
・パン(王道はフランスパン)
・ブロッコリー・カリフラワー・にんじん・パプリカなどの野菜
・ソーセージ(小さく切った方が食べやすい)
思いつくものはみんなディップしてみましょう。
意外な味にめぐり会えるかもしれませんね!
冷凍焼きおにぎり
おにぎりはふだん手作りする人が多いでしょう。
それだけにバーベキューで市販の冷凍焼きおにぎりを使うと子供にとってはすごい変わり種に見えるようです。
成形されている市販の冷凍焼きおにぎりってかわいくてたまらないみたいですね。
バーベキューの網にもくっつきにくいのでいいですよ。
どうしても焼きおにぎりを手作りしたい派はおにぎりを火にかける前にうすく油をぬるとあみにくっつきにくくなります。
【用意するもの】
・おにぎり
・しょうゆ
・油
【作りかた】
①おにぎりの両面に醤油をつけておく
②油をぬって焼く
※味付けが先なので忘れないようにしてくださいね。
油を先にぬってしまうと味付けがおにぎりにしみこみにくくなります。
バーベキューの変わり種で子供のすききらいを治しちゃおう!
バーベキューのワイルドな雰囲気は子供のすききらいを治すのにもってこい。
『いつもとちがう食材を食べてみよう』という気持ちがムクムクわきあがっているときなのでしらんぷりして子供が苦手な食材を出してみましょう。
パクッとしたあとに「あれ?今日はなぜか食べられた!」と感動のひとときがあるかもしれませんよ。
にんじん
にんじんは小さめに切って有塩バターをちょっと入れてホイルで包んでじっくり焼くととってもあまくなります。
有塩ではなく無塩バターを使うときはほんのちょっと塩をふりましょう。
このちょっとの塩がにんじんを超絶甘くしてくれます。
オリーブオイルが大丈夫な子供ならバターをオリーブオイルに代えても。
シナモンが大丈夫な子供ならバターで焼いてシナモンをふりかけてもおいしいですよ!
にんじんは先に下ゆでしておけばバーベキューでは温める程度ですぐできます。
たまねぎ
たまねぎはバーベキューでじっくり焼くと形がなくなるくらいとろとろに。
あれば小たまねぎを使うと見た目がかわいく、さらに子供ウケします。
にんじんと同じように少しのオイルと少々の塩をふりかけてホイルで包みます。
オイルは食材が乾いたり焦げ付いたりするのを防ぎ、塩は食材から水気を出して甘さを引き出してくれますよ。
にんじんもたまねぎも直火からちょっと離れたところでじっくり焼きましょう。
ちょっとグロテスク系
顔つきの魚や内臓系などちょっとグロテスクな食材があります。
そんなグロテスク系の食べ物が苦手な子供にはバーベキューは格好の食材導入チャンスです。
外で食べるちょっとワイルドな雰囲気が手伝って「なんか普段とちがうことをやってみよう」思えるみたいですね。
普段の生活で無理に食べなくても生きていけるけれどちょっと挑戦してみてもらいたい・・・。
そんなときはバーベキューにあわせて食感はやわらかく噛み切れるものに限って用意してみましょう。
・マグロのカマ
・モツ(ホルモン)
・まるごとの魚
「まるごとの魚なんて普通じゃない?」と思うかもしれませんが家庭によってはまるごとの魚をほぼ調理しないこともありますよね。
まるごとの魚を”スーパーで見たことがある”のと”実際に調理したことがある”のでは子供目線からしても大きな差があるでしょう。
特に『魚は切り身で泳いでると思ってた』というイマドキの子供にはいいかもしれませんね!
バーベキューは変わり種で子供をびっくりのまとめ
バーベキューの食材変わり種で子供がびっくりするものをみてきました。
いつもの食材もちょっと見かたや使いかたを変えるだけでマンネリなバーベキューも一気に新鮮になりますね。
子供たちからのリクエスト、または子供目線で考えて「これやってみたい!」と思うものがあったら幸いです。
ぜひ次回のバーベキューでひとつ、ふたつ食材を用意してトライしてみてくださいね!
【こちらの記事もどうぞ】
バーベキューを安く済ませる方法!安い食材でもおいしくするコツ