月額3000円のカレーなど、定額制グルメが儲かるワケをご紹介します。
どう考えても月額3000円で食べ放題にしちゃったら儲かるはずがないと思いませんか?
ここで小学生でも計算できる数式を出してみましょう。
1ヶ月毎日通ったらカレー1皿いくらになるのか?
ひー!!
お客さんが毎日通えば本格スパイスを使ったカレーも一回100円になってしまいます。
材料費、人件費、維持費などを考えると採算が取れなそうですよね。
でもこのカラクリがわかれば月額・定額制でお客さんが何回利用しても儲けられるようになるというのです。
「そんなん知ったら明日から開業したいわ〜。」
「わしも〜。」
ということで今回は月額3000円のカレーなど定額グルメが儲かるワケをご紹介します。
これであなたも開業できちゃうかも?
【こんな記事もあります】
コオロギせんべいはおいしいの?売り切れ続出!手作りレシピも!
トヨタの新型ヴェンザ(Venza)の意味! なぜ『便座』なの?
セレブの冷蔵庫の中身紹介!4品マネしてセレブ気分を味わおう!
月額・定額制グルメは儲かるだけじゃないうれしい商売
お客さんが濃ぃいファンになってくれる
月額3000円などの定額制にすると、お客さんが濃ぃいファンになってくれます。
通勤通学で使う定期券と同じ要素ですね。
定期券で乗り降りできるところだったら切符は買い直さずにすでに持っている定期券を使うでしょう。
同じ区間だったら他の鉄道会社も使いません。
だってもうお金払ってあるんですから。
ヘタしたら他の鉄道会社を使った方が目的地に少し近く着けても、乗り放題の定期券が使えるなら5〜10分くらいなら歩いてもいいかなって思います。
だってもうお金払ってあるんですから。
だんだんしつこくなってきましたね。
でもこれがこの月額3000円で食べ放題のカレーにも利用されているカラクリです。
こびきの里 出来島店にて、こびカツカレー今日だけ500円(税別)ですよ〜✨
次回使えるLカツカレー500円券ももらえますよ👍
今日はテイクアウト😋
定額制?毎日食べたい人にはお得なのかな? pic.twitter.com/BV4DY57nW8— てと (@teto0117) April 26, 2020
”もうここでしかカレーを食べない”と思わせているのと同じだからです。
月額制のフレンチでもコーヒーでも同じです。
「前金払っているからこの店使わなきゃ!」と思うのが人情。
他のお店はもう使いません。
月額・定額制グルメはそれだけでお客さんをかかえこめるというワケです。
月額・定額制グルメが社交の場になるから儲かる
店員も常連客同士も仲良しに
同じ店になんども足を運ぶとなると、見ず知らずの他人だったあの人もこの人も『いつも見る顔』になってきます。
心理学では単純接触効果(ザイオンス効果)と呼ばれています。
すごく簡単にいってしまうと、何回も何回も顔を合わせているとそれだけで好感度が上がるってやつですね。
え?学校でキライな人がいる?
職場でイヤな上司がいる?
この場合は会えば会うほどイヤになってしまいます。
でもいわゆる『フツー』『なんとも思わない』レベルの人だと会えば会うほど好感度がだだあがりになってくるというワケです。
この単純接触効果(ザイオンス効果)は月額3000円カレーのお店に例えると
●お客さんとお客さん同士
の両方に働くでしょう。
「なんかいつも見る顔だね」「あ、また来たの?」なんて感じでだんだんと親近感がわいてきます。
その上カレーなど同じグルメの月額会員とくれば「好きな食べ物も同じだね」といっているようなもの。
さらに親近感がわきますよね。
そんな感じでいつも見る顔に会うことで安心する効果もあるんです。
だから一度月額・定額製の会員になるとその輪から抜けるのが寂しくて払いつづけてしまうというワケですね。
それに月額3000円くらいで大人のサークルに入っていると思えば安いもの。
ここでまた冒頭の小学生の算数式が出てきます。
3000(円)➗30(日)=100(円)
1日100円で大人のグルメサークルに入れるワケです。
100円だといまどきペットボトル飲料一本より安いですよね。
それだけの投資で顔見知りができたり心のより所ができると思えば安いもんです!
1人で参加しているうちに共通のグルメの話題で盛り上がり結婚まで至ったとしたらどうでしょう?
確実に婚活パーティー代や婚活代より安いですよね。
私ならそういう目的で月額・定額制会員になりますよ(笑)
本格スパイスのカレーを月に3回食べられれば一回1000円。
3回で普通の値段の元は取れそう。
と思えば残りはサークルの会員費程度に思えてきます。
人とのつながりが少なくなっている現代では人間の一番の欲求でもある食べ物でつながっていることが心をあたたかくしてくれそうですね!
月額・定額制グルメはデータが取りやすいから儲かる
お客さんが貴重なデータをくれる
月額3000円で食べ放題のカレー屋ができるのは定額制グルメではお客さんの正確なデータが取れるから。
場所によってはスマホを見せるだけ(バーコードをピッとするだけ)で会員確認ができてしまいます。
毎回支払いしなくてもいいのが月額・定額制グルメのラクなところ。
でもこのラクなところがお店側が儲けられるカラクリなんです。
●お客さんの年代
●お客さんの好み
●お客さんの来店時間
●お客さんの性別
などなど、ピッ!とやるたびに正確にわかります。
お客さんのデータを細かく取れるからこそお店が儲かることができるんです。
なぜなら
●新商品の開発がしやすい
●オススメ商品を提案しやすい
など、お客さんのかゆいところへピンポイントで最高のものを届けられるということ。
ただこれいっちゃうとまた個人情報抜かれているような気がして気持ちがドロドロしますが・・・。
そこはアットホームな雰囲気の定額制グルメの居心地の良さと信頼感でカバーといったところでしょうか。
全く知らない人に個人情報を抜かれるのとは意味が違ってきますよね。
ある程度面識のあるせまい世界なら自分のある程度のことを知ってもらってもイヤな気がしません。
顔と名前を知っているだけの知人と毎日深い話をする仲良しの友だちでは意識が違いますよね。
仲良しの友だちなら自分の深いところを見せても安心です。
そんなこんなで今後ますます増えそうな定額制グルメ。
常連客として通うもよし、人間同士のつながりを求めて開業するもよし、で今後も注目していきたい商売方法ですね!
(※開業は個人の責任でお願いしますね。)
【こちらの記事もどうぞ】
コオロギせんべいはおいしいの?売り切れ続出!手作りレシピも!
トヨタの新型ヴェンザ(Venza)の意味! なぜ『便座』なの?