警察が生茶(なまちゃ)で防犯対策とはどういうことでしょうか?
林先生の初耳学で紹介される、警察が大注目している防犯対策があるというのですが、どうかんがえても生茶を使う意味がわかりません。
すぐ答えを聞くのも負けた気がするので考えてみました。
●悪人に向かって生茶をかける。
●悪人に生茶を飲ませて心を落ち着かせてもらう。
まったくもって冗談みたいな対策しか思い浮かびません・・・。
一体どうやれば警察と生茶と防犯が結びつくんでしょうか?
そこで今回は警察が生茶を使ってどのように防犯対策をしているのか調べてみました。
生茶と防犯の関係が気になる人はどうぞ読みすすめてみてくださいね!
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警察が生茶に防犯用超小型カメラを仕込んだ自販機
自販機の生茶の商品サンプルに小型カメラを仕込んであるというわけですね。
上の写真の左から2本目の生茶をよーーーく見ると・・・。
ラベルのちょうど下のあたりに黒い丸が見えますよね。
そこが防犯カメラのレンズなんです。
警察が生茶を含めて自販機の運営をしているキリン(正式名称:キリンビバレッジバリューベンダー)とタッグを組んだわけですね。
警察と民間企業の防犯コラボなんです。
『みまもり自販機』という名前。
ひびきもいいですね。
キリンは他にも「午後の紅茶」「キリンレモン」「キリン麦茶」などの飲料を販売しています。
でも、なんで生茶なんでしょうか・・・。
キリンの主力飲料の中でも生茶の商品サンプルが警察の防犯カメラの設置に選ばれた理由を考えてみます。
警察が生茶を防犯対策に選んだのは緑が濃いから?
渋み〜 やっぱり日本茶!生茶だね〜! pic.twitter.com/fkPLkEQ7V4
— ポムポムプリン【公式】 (@purin_sanrio) 2019年6月13日
警察が防犯カメラを仕込もうと思った自販機販機の生茶とそのラベルが濃い緑だからです。
自販機に並んでいるのは商品サンプルなので中身は入っていませんよね。
あまりにスケスケの色の飲料では隠しているハズのカメラ自体が見えてしまいます。
それにカメラの中心部分のレンズが真っ黒に見えるので飲料の色が薄いと目立ってしまいます。
はっきりと警察側からの発表があったわけではないのであくまで推測になりますが、小型カメラを隠しやすいのが生茶の売りでもある濃い緑でした。
コーラなんか真っ黒でいいですが、コカ・コーラは日本コカ・コーラでペプシコーラはサントリーが販売しています。
ということで生茶のキリン(正式名称:キリンビバレッジバリューベンダー)とは会社が別なんです。
なので今のところは色が黒くて小型カメラを隠しやすいコーラに設置することはできません。
これから街中にもっともっと小型の防犯カメラが増えるとしたら、自動販売機の他の商品サンプルに設置される可能性もありますよね。
今後の警察や防犯カメラの動向に注目していきたいと思います。
生茶で防犯はいいけど最近うるさい個人情報は?
もし何かあったときの記録が残るように開発されたこの「みまもり自販機」ですが、個人情報の保護は実質できないようですね。
ツイッターの声にこんなものがありました。
えっと、みまもり自販機は個人情報取得許可取れないからダメでは?
— takuya@kobe(フリー素材) (@takuya_1st) 2018年7月3日
☆
日本全国、隅から隅まで監視OK近し!?【防犯】キリン:小型カメラを仕込んだ「みまもり自販機」発表 https://t.co/BBWmWkwGvy pic.twitter.com/3nAXEzEMBj
— ✿「風 Ⅱ」✿ (@kimagasenohaha) 2018年7月4日
確かに自販機に近づいたら全身の映像が記録されているわけです。
ということはその時間にそこにいたという個人情報が抜かれているのと同然。
とはいえこれは街中に設置されている防犯カメラと同じ状況と考えられます。
いやでも個人情報を抜かれていることになりますが、街の安全のため・記録のためには仕方のないことという位置付けのようです。
なるべくうそをついたりいかがわしいことをしないように生きていくしかなさそうですね。
カメラが見てなくてもうそはいつしかバレるもの・・・(意味深)。
警察の生茶防犯作戦での個人情報保護は二重ロック仕様
生茶で防犯の警察と民間企業のコラボ。
小型カメラで記録されたデータがどのように扱われるのかも調べてみました。
やっぱり気になりますもんね!
映像データは、Wi-Fiで飛ばすのではなくマイクロSDカードに保存し、厳格なセキュリティで管理される。閲覧できるのは西新井警察署のサイバー対策用のパソコンのみで、KBV社も含め第三者は見ることができない。万一、SDカードが奪われても、通常のPCなどにつなぐとデータが壊れる形式となっており、二重にロックをかけている。
引用:食品産業新聞社ニュースWEB
とりあえずは記録した映像データはWi-Fiで飛ばすのではなさそうですね。
Wi-Fiは便利なんですが、データを飛ばしている間にデータが盗まれる可能性が高いんです。
Wi-Fi不使用ということでデータを飛ばすことによるデータの盗難の心配はなくなりました。
次にデータが記録されたSDカードの扱いです。
SDカードが盗まれたとしても、通常のパソコンにつなぐとデータが壊れるようになっているそうです。
それくらいデータ管理をしっかりしてもらわないと海外みたいに自販機全体をぬすまれたり壊されたりする可能性もありますからね。
当たり前といえば当たり前です。
とはいえ自販機と警察がタッグを組めるほど日本はまだまだ平和な国ともいえます。
さっきもいったように、海外では自販機自体を盗まれたり壊されたりする犯罪が多すぎるので考えられないコラボでしょう。
これからは自販機の前で鼻くそをほったり、おしりをかいたりしないように気をつけなければなりませんね。
でもそれも防犯のため、所作(しょさ)を美しくするために必要なことです。
警察と日本を代表する生茶とのおかげでさらに犯罪が減っていく世の中になるといいですよね!
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