湖が怖い心理はなんでしょう?
またダムなども同じで『水が大量に溜まっている場所に恐怖を感じる』場合の心理が気になります。
海や川など動きがある水場はまぁまぁ大丈夫。
でも湖やダムなど水がどよ〜んと溜まっているところがどうしても苦手なあなたの心理をみていきましょう。
気になる人はぜひ読みすすめてみてくださいね!
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湖が怖い心理の発生源
湖やダムが怖い心理の発生源にはいろいろな種類があります。
人によってはひとつだけだったり複数見つかることもあるでしょう。
・水がよどんでいる
・水の透明度がなく底が見えない
・ネッシーや人面魚の記憶
・水が循環していない
ひとつひとつくわしくみていきましょう。
水がよどんでいる
湖やダムが海や川とちがうのは水がよどんでいるところ。
このよどみがなんとも言えない恐怖をかき立てるといえますね。
水の透明度がなく底が見えない
湖やダムは水の透明度がなく、底が見えないことが多いですね。
水の色も独特の濃いみどり色で藻がたくさん生えていたり・・・。
これが底が見えない恐怖の理由にもなっています。
ネッシーや人面魚の記憶
最近は聞きませんが巨大生物ネッシーや人面魚など不思議な生き物の存在が気になります。
湖のドヨドヨした水面を見ているだけで未確認生物がひそんでいるのを感じます。
水が循環していない
湖やダムはまわりがぐるっとひとまわりする形で閉じられています。
つまり、長年水が循環していないイメージがわきますね。
ウン年前の一家失踪事件や車両浸水事故など気にしたくない事件や事故が思い出されます。
ダムに関しては村ごと沈んだところもありますよね。
そんな歴史の一部がまだダムの下にあるのかも・・・という想像が始まります。
まわりの森が暗い
まわりの森が暗かったり、湖畔の藻だらけの石や生物も不気味さを感じる一因です。
富士山周辺もきれいですが、樹海を見てしまうと湖も怖さが増しますよね。
それと同じでまわりの暗い森が湖やダムのイメージを怖いものにしています。

映画『13日の金曜日』のジェイソン
映画『13日の金曜日』を一度でも見てしまった人はジェイソンが湖から上がっていくるシーンが脳裏に焼きついていることでしょう。
湖が怖い人にとっては一生忘れられないシーンになってしまいますね。
クリスタルレイクと呼ばれる湖でのキャンプを中心に物語がすすめられるので湖出現シーンがたくさんあるんです。
『13日の金曜日』は有名な映画なので一般教養としてあらすじくらいは知っていてもいいかもしれませんが・・・。
実際の映画を見るのは湖やダムが怖い人にはちょっとリスキーかもしれませんね(^^;
『湖恐怖症』という単語はない
湖やダムが怖い心理には一応『湖恐怖症』という名前がついてはいるようです。
”一応”というのは調べても特に学術的な単語が見当たらないからです。
『恐怖症』はふつう”phobia(フォビア)”と呼ばれます。
ことばとしては海・川・湖など全般に恐怖を感じる『海洋恐怖症(thalassophobia)』そして水全般に恐怖を感じる『水恐怖症(hydrophobia:ハイドロフォビア)』などが一般的です。
『湖』という意味のlakeに『恐怖症』という意味のphobiaをつけてlakephobiaといったら理解はしてもらえますが、キチンとしたことばとして認められているわけではないようですよ。
湖やダムが”イヤだ”とか”気持ち悪い”程度では『恐怖症』ではない
もっとことばを小さくして『恐怖症』とはなにかについてみていきましょう。
【恐怖症の定義】
・失神(意識をうしなうこと)
・動悸(心臓がバクバクすること)
・呼吸困難
・発汗(いわゆる冷や汗)
・パニック発作(上記の症状の組み合わせ)
恐怖症ではその恐怖心の程度が過度であり、日常生活に支障をきたしてしまいます。引用:医療法人和楽会
つまり、ほとんどの湖やダム恐怖症だと思っている人はただ「なんかイヤだな」とか「気持ち悪いな」と不安に思っているだけであって治療が必要になるような恐怖症とはちがうというわけなんです。
そのため、湖はイヤだけど湖畔のロッジに2泊した、とかダムはなんだか気持ち悪いけど友だちとダム湖を見に行った、というのなら’不安を覚えた”というだけで恐怖症ではないといえます。
ちょっと安心しましたか((´∀`*)?
湖やダムが怖い心理への対策は?
湖が怖い心理がはたらく人への対策はあるんでしょうか?
対策ができるのなら湖やダムの恐怖はなくなりますよね。
ですが実際は『対策は特にない』が答えです((´Д` )
湖やダムに近づかない
湖やダムに一切近づかないのが一番手っ取り早い対策です。
不快に感じるものに無理をして近づいてもいいことはありませんよね。
デートに誘われても「私、湖って怖くてダメなの」と伝えましょう。
無理して行っても目がクラクラしたり、ドキドキしたりして楽しめないことが多いですよね。
ただ、多少不安に感じるくらいで”お化け屋敷に行く感覚で楽しめる”のなら行ってもいいでしょう。
慣れる必要はない
「お金や責任感がからめばどうにか克服できるのでは?」と無理に湖管理の仕事などにつこうと考える人もいるかもしれませんが、苦手なものは苦手。
無理するのはやめましょう。
とはいえ湖やダムに不安を感じる程度の怖さであれば少しずつ慣れることができるかもしれません。
ただ、本当の恐怖症としてパニックを起こすようであればその仕事はもう一度適職なのか考えたほうが良さそうですね。
湖やダムが怖い心理のまとめ
湖やダムが怖い心理をいろいろな角度からみてきました。
『湖恐怖症』ということばは一応ありますが、学術的なものとして確立されていませんでした。
それに『不安を感じる』のとパニックを起こして日常生活に支障をきたすような『恐怖症』は別モノでしたね。
残念ながら克服方法はありませんが”不安を感じていること”を自覚するだけでもちがいますね!
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