ボジョレーヌーボーのにわか通はイタいですよね。
急にウンチクを語り出して自慢したところでなんだかあやしい雲行きに・・・。
聞いている周りの人の耳がダンボになってしまいます。
よくあるレストランやバーでのできごとですが、特にボジョレーヌーボーは時期が特定されているだけに、にわか通があらわれやすいですよね。
とはいえ逆に普段はワインはあまり飲まないけれど、急なデートでちょっとかっこつけたいというワケありにわか通な人もいると思います。
そこで今回はボジョレーヌーボーのにわか通がなぜ発生したのか、うまくにわか通を演出するにはどうしたらいいかなどをご紹介します。
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ボジョレーヌーボーのにわか通がイタい!日本人の国民性が生んだ
ボジョレーヌーボーのにわかファンは日本人の国民性にぴったりマッチしているからこそ生まれたといっても過言ではないでしょう。
1988年のボジョレーヌーボーの大ブームが最初といわれています。
それから早30年ほどの月日がたった今も日本では毎年の恒例行事になっていますよね。
あちこちで「ボジョレーが・・・」と聞くと今年もそんな季節になったなぁなんて思います。
ボジョレーヌーボーの解禁日は毎年11月の第3木曜日。
ちなみに昔は12月15日でした。
ボジョレーヌーボーの解禁日があるのは粗悪品を防ぐため
ボジョレーヌーボーの『解禁日』があるのは粗悪品を防ぐためなんですね。
解禁日がなかったら、テキトーに作ったワインをテキトーに早く出荷して消費者に届いてしまうからなんです。
なんかわかります。
とにかく「新モノだからみんながっついて味なんかわかんないだろ〜」っていう考えが出たら困るからなんですよね。
ボジョレーヌーボーは季節のお祭りやお祝いが大好きな日本人の感覚にぴったりマッチして毎年の大騒ぎへの変化していきました。
にわかボジョレーファンが生まれるのが見ていられない・・・という声もわかります。
けれど、最近はそれはそれでちょっとおフランスの香りがする日本の祭りみたいでいい気がしています。
ボジョレーヌーボーは全生産量の半分が日本へ
しかもボジョレーヌーボーの全生産量の半分は日本に輸入されているといいます。
はっきりいって日本人がボジョレーヌーボーを楽しむために作ってもらっているようなもの!
もはや、にわかワイン通の国といわれても仕方のない状態にまでなっています。
11月の第3木曜日のあたりにアメリカやヨーロッパにいったことがある人(またはこれから行く予定の人)にはみてきてほしいのですが、ワイン売り場にボジョレーヌーボーの特設会場があるでしょうか?
答えは・・・
『ほぼほぼない』ですよね。
ある意味、日本国内でボジョレーヌーボーのにわか通をやる分には恥ずかしくないのです!
堂々とにわか通をやる!
またはにわか通をやっている人をウォッチ!
これでいいんじゃないでしょうか?
日本の風物詩です。
そしてボジョレーヌーボー騒ぎはこれからもなくならないと思います(笑)
ボジョレーヌーボーのにわか通がイタい!基本ワインを飲まない
ボジョレーヌーボーのにわかファンは基本的に普段ワインは一切飲まない人が多いことがあげられます。
ボジョレーヌーボーのにわか通というよりはワイン全体のにわか通であるのが特徴です。
日本人はビールすきですし、ボジョレーヌーボーの解禁日があるからこそ「ちょっとワインでも飲んでみようか」となる人が多いんですね。
でもそれはそれで季節感があるというか、別に悪いことではないような気がします。
にわかにボジョレーヌーボーをしったかぶるのを見るのが恥ずかしいっていう感覚なんでしょうね。
とはいってもボジョレーヌーボーをあこがれの彼女と飲む機会があって、たとえにわか通でもちょっとはうんちく語れる人になりたい人もいるでしょう。
にわかでもいいんです。
基本的な知識や心構えがあればにわか通でも『なんかしってる』っぽく演出できます。
ボジョレーヌーボーのイタいにわか通にならないためのセリフ集
ボジョレーヌーボーは発酵が弱いので冷蔵庫に入れて冷やし早めに飲みきるのが大事
【解説】しっかりと発酵しているものは基本的に腐ったりカビが生えたりしにくいんです。
本物のキムチとか漬物がかなり長い時間持つのと同じです。
なので『発酵が弱い』ということはそれだけ痛みやすいということ。
冷蔵庫に入れて早めに飲みきるか料理に使いましょう。
ボジョレーヌーボーは塩辛いハムやソーセージ、またはクリームを使ったこってりした料理と合うといわれている
【解説】逆にボジョレーヌーボーの軽さとマッチする軽い味付けの料理に合うという人もいます。
結局はこのみの問題なんですね。
なのでにわか解説者のフリをするなら
「濃厚な重めの料理と合うといわれているけど、僕は軽い料理に合わせるのがすきなんだ」
またはその逆の
「軽い料理に合わせるのがすきだっていう人もいるけど、僕はこってりした料理にこの軽い口当たりのボジョレーヌーボーを合わせるのがすきなんだ」
このように『軽い』と『重い(濃厚・こってり)』を合わせて表現します。
もう一度いいますが、ここでは『自分のこのみ』をハッキリいうのがポイントです。
よくわからなくてもわかっているフリをするには自己主張が大事です。
ボジョレーヌーボーはおいしくない。でも1年に1度の楽しみだからいいんじゃない?(正直さ)
ボジョレーヌーボーはおいしくないといってしまうのがにわかなのににわか通に思われないコツだといえるでしょう。
「1年に1度の楽しみ」
「時差の関係で本国フランスより早く飲めるところにロマンを感じる」
このあたりのセリフをいうことで1年に1度の収穫のお祝いをするのを楽しんでやっているようすをアピールしましょう。
少なくとも「今年のボジョレーヌーボーも最高だ」なんて付け焼き刃でいうセリフよりはいいんじゃないでしょうか?
正直な感じが好印象です。
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