ボジョレーヌーボーを料理に使う方法をご紹介します。
毎年11月の第3木曜日になるとボジョレーヌーボーが解禁になります。
いつもはワインを飲まない人も、『ボジョレーヌーボーくらいは飲むか』という気になりますよね。
渋さがほとんどないボジョレーヌーボーは口当たりがいいので万人向け。
プレゼントにも向いています。
なのでいただきもので飲んでみたけどやっぱり余っちゃった・・・なんてこともありますよね。
そんなときに
「もらいものだからいいっか!」
・・・なんてシンクに流しちゃわないでくださいよ!
ちょっと工夫すれば料理に使うことができます。
普段ワインを常備することのない人こそボジョレーヌーボーを料理に使うことで意外な発見があるでしょう。
ということで今回はボジョレーヌーボーを料理に使う方法をいろいろご紹介していきます
余ったボジョレーヌーボーだからといって『小さじ1』とか『大さじ1』とかいうあまりにも使用量が少ない案はないので安心してください。
どうぞ最後まで読んでさらに料理上手になってくださいね!
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ボジョレーヌーボーを料理に使うにはドロドロ煮込み系
ボジョレーヌーボーを料理に使うにはドロドロの煮込み系がぴったりです。
理由はそこそこの量を使えるからですね。
2人分なら100ml、4人分なら200mlほど使うといいでしょう。
煮込むとアルコールも飛んで煮詰まります。
なので1本丸々入れるとかでなければ実は量はそんなに気にしなくて大丈夫です。
●ミートソース
●煮込みハンバーグ
●牛肉や豚肉のラグー
●肉料理のソース(煮詰めて使う)
赤なので赤い肉と相性がいいんです。
肉を入れたタイミングでジューッとボジョレーヌーボーを入れるのがおすすめです。
加熱でアルコールが飛ぶのでもちろん子供も食べられます。
でも白い鶏肉の胸肉やささみに煮詰めたボジョレーヌーボーをソースとして料理に使うのもありです。
ワインボトルは普通750mlありますから、一本開けるとワイングラスに6、7杯くらい入れられるといわれます。
でも宅飲みでは倍くらい入れるのでグラスに3杯程度でしょうか?
普段どれくらいワインを飲み慣れているかにもよりますがボジョレーヌーボーはすききらいが分かれるワインといえます。
なので余ってしまったら赤い肉のドロドロ料理に入れると覚えておいてください。
ボジョレーヌーボーを料理に使うのが面倒なら改造系
ボジョレーヌーボーを料理に使うのが面倒だったり献立変更になってしまった場合はちゃちゃっと改造してしまいましょう。
ボジョレーヌーボーの解禁日は毎年11月の第3木曜日。
寒くなるのでホットワインがいい時期ですね。
ボジョレーヌーボーでホットワイン(温)
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レンジでチンでもなべでじっくりでもいいですが、沸騰はさせないでください。
アルコールが飛んでただのジュースになってしまいます。
あたたまれば十分です。
【2人分約300ml】
●りんご(8等分ひとかけ)
●オレンジ(6等分ひとかけ、または5mmスライス4枚程度)
●シナモン(パウダー少々、ステイック1本)
●クローブ(パウダーごく少々、2粒)
●八角・スターアニス(1個)
●しょうが(5mm程度ひとかけ)
●はちみつ(おこのみで)
オレンジがなかったらボジョレーヌーボーの季節にあうりんごだけでもいいですね。
ドライな味がすきな人はそのままで、甘い味がすきなひとははちみつを足してもいいでしょう。
シナモンをいれると秋冬っぽい味になります。
クローブは歯医者さんの詰めもの系の味がするスパイス。
なのでクローブはパウダーなら入っているか入っていないかくらいのごくごく少量、丸ごとならグラスワインに対して1、2本で十分です。
八角(はっかく)は別名スターアニス。
これもすききらいが分かれるのでにおいをかいでOKな人だけ入れてみましょう。
ボジョレーヌーボーでサングリア(冷)
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ホットワインを温めるのも面倒とか冷蔵庫で冷えていたボジョレーヌーボーをそのまま使いたい場合はサングリアを作りましょう。
サングリアはワインにフルーツを入れてできる飲みものです。
ボジョレーヌーボーや赤ワインなど赤い色のワインには赤っぽい皮を持つフルーツが合うと覚えておけば困りません!
【使用するグラスや容器が以下のフルーツとワインでいっぱいになる程度】
●りんご
●いちご
●ベリー(ブルーベリー・ラズベリー・ブラックベリーなど)
●オレンジ
●ミックスフルーツなどのフルーツ缶
漬け込む(1日くらい置く)といいといわれますが、そんなに待てますか(笑)?
私はなんとなくさっと混ぜて多少フルーツの果汁を押し出すようにしたらそのまま飲んでしまいます。
冷蔵庫で最長3日くらいで飲み切ったほうがいいですね(古くなってしまいます)。
ボジョレーヌーボーはガメイ種(仏:gamay)という赤ワイン用の皮がブルーベリー色したぶどうを使っています。
なのでボジョレーヌーボー=赤ワインなわけですね。
でもフルーツを切ってつけこむのも面倒なときもあります。
そんなときは究極こんなふうにもできます。
・赤いフルーツを食べながら飲む
これでものぐさサングリアのできあがりです。
ボジョレーヌーボーを料理に使うのも改造するのもなし
ボジョレーヌーボーを料理に使うのも改造するのもなしなのに味に変化をつける方法があります。
それはボジョレーヌーボーをチョコレート系のお菓子と食べる方法です。
ちゃんとワインだしアルコールはあるから仕事終わりのリラックスタイムに飲みたいけどちょっと味が飲みづらいと感じるならチョコレート系のお菓子やケーキと食べてみてください。
ほかにはチーズもいいですね。
ソフト・ハード・カビ系などなどどんなチーズと合うのかな?と試してみるのもいいですね。
チョコレートやチーズなどとちょびちょび飲んだら意外とボジョレーヌーボーもいけたという人も多いので試してみてください。
ボジョレーヌーボーを料理に使う時間がないなら冷凍
ボジョレーヌーボーは新鮮さが命!
なので赤ワインでも一度開栓したら冷蔵庫で保存が鉄則です。
でももし何口か飲んで「うーん、これ以上は飲まないな」と思った。
しかも仕事や家庭の都合でしばらくボジョレーヌーボーは料理につかうことはない。
そんなときは冷凍してしまいましょう。
製氷器にボジョレーヌーボーを入れて凍らせます。
そうすれば発酵がすすんですっぱくなり料理に使う前に悪くなってしまったなんてことがなくなります。
冷凍してあれば凍らせてあるボジョレーヌーボーを料理に使うだけですね。
ボジョレーヌーボーを料理に使うのはもったいないから
ボジョレーヌーボーを料理に使うのはもったいないからですよね。
ボジョレーヌーボーをわざわざ買ってきていきなり料理に使うこともできますが・・・。
通常は全く飲まないとか開栓したけれど余らせてしまったからだと思います。
グルメな人の中には、
「飲んでおいしいと思わなかったものを料理に使うのはどうなの?」
という人もいますが、それをいってしまうと余ったボジョレーヌーボーは冒頭でいったようにシンク行きになってしまいます。
ぜひ今回挙げた
●肉の煮込み料理
●煮詰めてソース
●サングリア
などの料理に使ってみてください。
料理につかうことがなくても
●チョコレートやチーズと一緒に飲んでみる
そうすればいろいろな人の手を渡りながらフランスのボジョレー地方から日本まで運ばれてきたこのワインをありがたくいただけるのではないでしょうか?
ぜひ料理につかうことで最後までボジョレーヌーボーを楽しめるといいですね!
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